アンジェラスの会

1968年に発足した、有志生徒による宗教・奉仕活動のグループです。ボランティアの守護聖人である聖マルグリット・デュービルにならい、「祈る」「学ぶ」「働く」の3つを柱にして活動を行っています。

活動の3つの柱

祈る

奉仕が空しい自己満足に終わらないためには、祈りが必要です。祈りを通して、静かに自らを省みることができます。そして、そこに働いている神さまの愛に気づくことができます。カリタスでは年間を通して、様々な宗教行事が行われます。アンジェラスの会の生徒たちは、その宗教行事においても積極的に役割を担っています。


学ぶ

この世界には、苦しい状況に置かれた人、誰かの助けを必要としている人がたくさんいます。そのような「小さくされた人々」の存在に気づくことが、自らを行動へと駆り立てます。 アンジェラスの会では広く社会に目を向け、学びの機会も大切にしています。


働く

聖マルグリット・デュービルは、「小さくされた人々」のために自らを捧げました。具体的な行動を通して、神さまの愛(カリタス)を実践していったのです。 聖マルグリットの姿にならい、アンジェラスの会ではさまざまな奉仕活動を行っています。できることはわずかですが、生徒たちはそれらの活動を通して奉仕する心を養っていきます。

活動内容

毎週木曜日の放課後を中心に、中学2年生から高校3年生までのメンバーがグループに分かれて活動しています。

校内行事グループ

年3回行われるミサの準備やクリスマス会への参加、夏の錬成会の準備などを行っています。

訪問グループ

近隣の福祉施設への訪問や地域の福祉関連行事のお手伝いなどを行っています。

海外支援グループ

教育里親活動や街頭募金活動、フェアトレードチョコの校内販売などを行っています。

マルグリット祭・被災地支援グループ

マルグリット祭チャリティーバザーの準備や被災地復興支援活動などを行っています。

Petit pas de Caritas
(プティ・パ・ドゥ・カリタス)

東日本大震災で被害を受けた東北地方の復興を支援するために、2013年に発足したグループです。主に福島の農家の方々を支援するための活動を行っています。
「Petit pas de Caritas」とはフランス語で「カリタスの小さな一歩」という意味です。
「自分たちにできることは少しだけど、その「小さな一歩」が被災地の復興へとつながっていって欲しい」という願いを込めて、生徒自身が名づけました。

活動内容

首都圏での野菜販売の手伝い

首都圏の教会などで行われている福島の野菜販売の手伝いを定期的に行っています。

福島の野菜や果物を使った商品の開発

近隣のお店や福祉施設とコラボして色々な商品を開発し、様々な機会に販売しています。

福島の特産品の販売

福島のお菓子などを仕入れ、マルグリット祭の被災地支援バザーなどで販売しています。

福島でのボランティア活動

夏休みには福島を訪れ、様々な場所を視察したりボランティア活動をしたりしています。

バすけっと部

バスケット部の有志生徒によるグループです。毎週木曜日の放課後に活動しています。

活動内容

校内美化活動

理科センターの水槽など、普段は掃除できない場所の掃除を行っています。

学校近隣の清掃活動

通学路のゴミ拾いなどを行っています。

ビーチクリーン活動

夏休みに江ノ島に出かけ、ビーチクリーン活動に参加しています。

幼稚園訪問

カリタス幼稚園を訪問して園児たちと交流しています。

フードドライブ活動

校内で余っている缶詰などを集め、フードバンクに届けています。