新しく、週1コマの「i-Time」という時間がスタートしました。「問う」「調べる」「考える」「伝える」「振り返る」という探究のサイクルを繰り返す中で、生徒たちは社会の様々な現状に目を向け、視野を広げていきます。そして、それを通して自分自身の進路を考えていきます。


i-Timeの目的

社会の様々な現状に目を向け、視野を広げる

貧困と格差、差別、地域紛争、環境問題など、私たちが生きるこの社会は、様々な課題を抱えています。そこには、困っている人、苦しんでいる人、助けを必要としている人がたくさんいます。 「i-Time」の活動を通して、そうした社会の現状に目を向け、「どうすれば、この社会をより善いものに変えていけるのができるのか?」を考えていきましょう。

社会とのつながりを通して、自分自身の進路を考える

「i-Time」では、様々な探究活動を通して視野を広げ、社会とつながりながら、自分自身を深く見つめていきます。「自分はどういう人間なのか」「自分は何に興味・関心を持っているのか」「自分は将来どういう形で社会と関わっていくのか」…それはそのまま、自分の進路を考えることにつながります。 社会とつながり、自分自身を深く見つめ、じっくり時間をかけて自分の“ミッション”を探究していきましょう。

探究に必要なスキル(技)を身につける

探究を実りあるものにするためには、様々なスキル(技)を身につける必要があります。「i-Time」では探究活動を繰り返し経験することで、そうしたスキルを1つ1つ身につけていきます。 「自ら学び、探究する人間」を目指して、「問う力」「調べる力」「考える力」「表現する力」「振り返る力」を育てていきましょう。

「i-Time」の「i」とは?

「i-Time」の「i」には次のような意味が込められています。
●inquiry(探究)…探究的な学びを通して  ●i(私)…自己を見め、自分の生き方を考え(=identityの確立)
●愛(caritas)…普遍的な愛をもって人に尽くす人間を目指すその他にも「inclusive(包摂的な)」「intelligent(知性的な)」「innovative(革新的な)」など、「i」には様々な意味が込められています。

各学年の活動例(中1)

「福祉・人権」をテーマとした探究活動①

「福祉・人権」という大きなテーマのもと、各自で関心のあるテーマを選んで探究活動を行いました。探究の成果はポスターにまとめ、マルグリット祭でコンテストを行いました。その後、そのポスターを用いてプレゼンテーションを行いました。

貧困と共に生きる子どもたちへの支援活動

講演を聴いたり自分たちで情報収集をしたりしながらフィリピンの貧しい子どもたちの現状について理解を深め、子どもたちのために「ぬいぐるみポシェット(子ども支援バッグ)」を作成しました。

「福祉・人権」をテーマとした探究活動②

ブラインドウォーク、盲導犬ユーザーの方をお招きしての講演会、自分の街のバリアフリー調査などを通して、「みんなが安心して共に暮らせる社会を創るには何が必要か」を一人ひとりが考えました。

各学年の活動例(中2)

探究のスキルアップトレーニング

探究に必要な「問う力」や「調べる力」を身につけるために、様々な視点から問いを立てる練習をし、新聞記事のデータベースやオープンソースの論文から必要な情報を取得する方法を学びました。

マイテーマ探究

自分の興味・関心のあるテーマ(マイテーマ)について、掘り下げて考えました。同 じテーマでどのような先行研究がなされているか、論文を調べ、それを踏まえて新たな問いを自分で立てて探究活動を行いました。探究の成果はiPadでスライドにまとめ、プレゼンテーションを行いました。

職業探究

職業に関する探究活動を通して、将来の自分に対するイメージを深めていきました。単に職業を調べるだけではなく、働くことがどのような価値を持つかについて、自分の意見を持つ機会としました。

学部学科探究

職業調べを通して働くことに対するイメージを深めた後に、それを実現させるための学びのプロセスについて考えま した。