お知らせ

「デジタル性暴力」をテーマに講演会を開催しました

カリタスでは「豊かな人間性を育む」こころの教育に力を入れています。毎年4月の新しい出会いがたくさんあるタイミングで、健全な人間関係を構築していくために、スマートフォンを通じた適切な友人付き合いをするためにというポイントで専門家による講演を実施しています。

今年は「デジタル性暴力」をテーマにNPO法人の方のご協力をいただき講演を実施しました。デジタル性暴力とは、SNSなどを通じて、自身の意に反した性的な画像等が流出・拡散してしまう人権侵害行為を指します。
本校生徒は、3月にも淑女になるための性教育と題して、自分の体を大切にして欲しい、「からだの自己決定権」は自分にある、他者にも同じようにそれがあるのだ、という講演をいただいていました。その講演を踏まえて、自分の意思が反映されない写真や動画という媒体について考えました。撮ったその時、その人と共有できた楽しさなどの感情は、SNS等に投稿されると同時に、被写体の人の意思や感情は切り離されてしまう。不特定多数の人がそうした投稿をそれぞれの受け取り方で消費する。そのような怖い側面もあるのがSNSだということを生徒たちは学びました。

“No is a complete sentence.”(「いや」は「いや」! それだけで十分である。)まずは、自分のからだや心を大切にしていけることが、同じように他者も大切にできる第一歩です。カトリックの精神がこうした機会でも、生徒たちに育ってくれることを願っています。