中2理科 動物園実習
- 行事・生活
10月30日(木)に、中学2年生は多摩動物公園にて理科の動物園実習を行いました。
午前中は、多摩動物公園のスタッフの方に肉食動物、草食動物、雑食動物のそれぞれの骨格の特徴に関する講義をしていただきました。お話をうかがうだけでなく、実際に骨格標本を見てその特徴を学び、午後の観察で注意深く見るべきポイント(目の位置、咀嚼の仕方など)を教えていただきました。
午後は、まずたくさんの動物の中から選んだ3種類の動物をコースに分かれてじっくりと観察しました。iPadを手に、写真や動画を撮りながら、動物たちを詳しく観察してメモを取る生徒たちの眼差しは真剣そのものでした。体長や飼育頭数、目の付き方、足の形から、キリンやターキンといった反芻をする動物については咀嚼の回数にいたるまで、詳細に記録をしてレポート作成につなげていました。
コースごとの観察が終わった後は、自由に園内を回りました。幸いお天気にも恵まれて、爽やかな気候の中、生徒達は友人と談笑しつつ歩き、普段出会うことのない動物を見つけては夢中になって観察していました。観光のために訪れるときとは異なり、学術的な視点をもって見るということは、生徒たちにとっても新鮮で興味深いものであったようです。
