第27回カナダ研修(7月23日~8月6日実施)
- グローバル
7月23日(水)~ 8月6日(水)まで、中学3年生から高校2年生の44名の生徒が第27回カナダ研修に参加しました。仏英バイリンガル都市であるモントリオールでホームステイをしながら、カリタスのルーツを訪ねる2週間です。
平日の午前中は、生徒たちはモントリオールのBeaconsfield High School で英語かフランス語の授業を受けました。初日は緊張した様子も見られましたが、徐々に現地の授業にも慣れていき、授業最終日にはカナダで発見したことをテーマにプレゼンを行いました。優秀な5組のペアが選ばれ、クロージング・セレモニーでホストファミリーの前でも発表を行いました。




平日の午後は様々なアクティビティを同年代のカナダ人バディとともに体験しました。カヌー体験やツリートップアドベンチャーなど自然を楽しんだり、現地学生とアメリカンフットボールをしたり、マギル大学のキャンパスツアーに参加したりしました。同年代のバディとは、最初はぎこちない様子でしたが、積極的にコミュニケーションを取り、最終日には涙ぐんで別れを惜しむ姿も見られました。



また2週間の間に、モントリオールやケベックシティ、カリタス修道女会の創立者であるマルグリット・デュービルの生誕地ヴァレンヌ村を訪れました。モントリオールではデュービルが実際に過ごしていたカリタス修道会の旧本部を訪ね、聖堂で「Ubi Caritas」と「あめのきさき」を歌いました。ケベックシティでは、私たちの直接のルーツがあるケベック・カリタス修道女会本部に訪問しました。多くのシスター方が出迎えてくださり、シスター方とともに祈りを捧げました。最終日に訪れたヴァレンヌ村では、聖アンナ教会でミサに与かり、併設の記念館でカリタスのルーツを学びました。
研修中、生徒たちは先生方やバディ、ホストファミリーなど多くの方と交流し、日本とは異なる文化の違いを肌で感じたことでしょう。この2週間の貴重な経験が、これからの学校生活やそれぞれの人生に活かされることを願っています。


