生物部 合宿の様子
- 行事・生活
8月のはじめ、生物部は、ふだん学校ではできない体験をするために毎年行っている合宿を実施しました。
最高学年が主導で計画し、今年の合宿地は奥多摩方面でした。
初日はまず、奥多摩ビジターセンターにお邪魔して、展示を見せていただいて基礎知識を学んだ後、センターの方にスライドで奥多摩の自然について説明していただき、実際にガイドしていただきながら奥多摩を歩いてきました。「◯◯を探してみよう」という形式で楽しみながら自然に触れつつ、自然界は色々なことが繋がっていることを実感できるプログラムに、部員も楽しく興味深く取り組みました。
宿泊施設に着いてからは、高校2年生によるプチ講義も。翌日訪れる場所の予習になるような話や、自分の興味のある分野を生物にからめた話など、個々が後輩が楽しめるように工夫して準備してきたことがよく分かる内容でした。もちろん後輩も熱心に聞いて楽しんでいました。


2日目は、羽村市動物公園に行きました。ここでも職員の方にガイドしていただき、動物の生態を詳しく面白く紹介していただいたり、バックヤードを覗かせていただいたりしました。更に飼育員とはどのような職業なのかというお話もしていただき、動物に関わるということはどういうことなのかを学びました。
最後に国立極地研究所の南極・北極科学館を見学しました。極地という特殊な環境下の生物や研究についての展示を見て回りました。実物が展示されているものも多く、中学生でも楽しく見ることができました。南極の氷を触ることができるコーナーでは「ざらざらしている……(掲示を見て)あ、空気が入っているから? 何万年も前の南極の空気を今、吸っているんだ!」という体験に盛り上がっていました。
暑い中でしたが、百聞は一見にしかずという通り、多くの体験から学びを得た2日間でした。


