中高マリア祭
- 行事・生活
今年も百合の香りと共にマリア様の月がやってきました。
今年の中高マリア祭は、高校3年生は「出かけてゆくマリア」のテーマでイグナチオ教会にてミサに与り、中学1年生から高校2年生は「神様の呼びかけに応えて生きる」のテーマで校内でのマリア祭に参加しました。校内でのマリア祭では、本校卒業生で聖心侍女会の大河内妙シスターをお招きしてお話をうかがい、マリア様への献花とお祈りの後、ミサに与かりました。
大河内シスターは、思い出に残る東山魁夷の「道」の絵を紹介しながら、自分だけの道を求めてゆくことについてやルルドでボランティアをなさった時に、大空のもと群衆の灯したろうそくの灯がゆらめくのを見た時の感動などをお話しくださいました。シスターのご自分の経験を母校の在校生と分かち合いたいというお気持ちのこもった講演は、会場の生徒に伝わり、日頃の忙しさから離れて自分を見つめる時間となったようです。
ミサで保久神父様が仰ったように、神様の呼びかけは、必ずしもはっきりとした形で私たちに示されるとは限りませんが、私にしかわからないその時が来たら、マリア様のように、「はい」と進んでその道を選び取れることができるといいですね。


