グローバル教育

英仏複言語教育×グローバル人材育成プロジェクト

 カリタスは、カナダの中でもフランス語を公用語とするケベック州にある修道会が設立した学校です。そこで、創立当初から英語とフランス語の複言語教育を行っています。
 中学では英語とフランス語を全員が学び、高校では英語またはフランス語を第一外国語として選択します。授業はハーフクラスで行われます。2016年度の中学1年生からは英語既習者クラスも開設しました。

 さらに、生徒たちが将来グローバルな舞台に立って活躍できるように、異文化体験を通して視野を広げ、語学力とプレゼンテーション能力を身につける多種多様なグローバル人材育成プロジェクトを実施しています。

グローバル人材育成プロジェクト
◇グローバル・リレー講演会(→2018年6月実施の様子
様々な分野で活躍する女性の生き方に触れ、将来自分が出来る社会貢献をイメージする。事前研修や講演後のワークショップもあり、ディスカッションを通じて自らの考えを深める機会を持つ。(中学3年生・高校1年全員対象)
◇Summer Life Changing Experience(SLICE)(→2018年7月実施の様子
ハーバード大学生との交流を通して、グローバル人材に必要な、ポジティブシンキングや論理的思考を身につけるプログラム。プレゼンテーションスキルの向上も目指す。英語を「学ぶ」プログラムではなく、「話す」プログラムである。(中学3年生~高校2年生対象)
◇Global Village for Students(GVS)(→2018年3月実施の様子
ネイティブの留学生(大学生)と交流し、世界に視野を広げるプログラム。中学校3年間で学習した英語を用いてディスカッションを行う。最後には学んだ事や感じたことをプレゼンテーションする。(中学3年生全員対象)
◇イングリッシュ・キャンプ(→2017年11月実施の様子
英語を使って3日間、ネイティブスピーカーの教員と生活をすることで、普段の授業で培った英会話力を確かめ、学習意欲を高めるプログラム。最終日にはグループでのプレゼンテーション発表もある。(中学2年生全員対象)
◇カナダ研修(→2018年7月~8月実施の様子
カリタスのルーツに触れて建学の精神を再認識する旅と、ホームステイプログラムによる語学研修の二本立て。異文化体験を通して、語学学習へのモチベーションアップを図る。(中学3年生、高校1年生対象)
◇セブ島英語研修(→2018年3月~4月実施の様子
マンツーマンの授業をメインに一日8時間程度の英会話レッスンを行う短期集中プログラム。また、週末を利用し、現地にて様々なボランティア活動や社会見学を行う。 (中学3年生・高校1年生対象)
◇ターム留学(→ターム留学特集ページ
オーストラリア・ニュージーランドの高校に3ヶ月間の短期留学をし、語学スキルや国際感覚を現地で磨くプログラム。学校が費用の一部を援助。「高校生の留学促進事業短期派遣プログラム」(文部科学省)の認定を受けているので、高校生には更に補助金がある。 (中学3年生~高校2年生対象)
◇日仏交換留学(→2018年10月~11月の様子
日本でフランス語を学んでいる高校生と、フランス語圏で日本語を学んでいる高校生の短期(3週間)、長期(1年間)の交換留学。両国の友好を深め、教育的交流を促進するプログラム。受け入れ日数と同じ期間、受け入れたフランス語圏生徒の通う高校への留学とその家庭でのホームステイすることができる。(高校1年・2年生対象)



日仏交換留学(2018年10月~11月)

 10月下旬から約3週間の予定で、フランス人の高校生5名がカリタスの生徒の家にホームステイしながら短期留学をしています。受け入れているカリタス生5名は、来年3月にパートナーの家にホームステイしながら現地校に留学をします。パリ、モンペリエ、ラ・ロシェル、ル・アーブル、ロリオンとフランスの各地からきた留学生5名は日本語を第3外国語で学習しています。
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 授業で自分たちの街や学校のプレゼンテーションをしたり、パートナーと同じ授業を受けたりする他に、書道や工芸といった日本ならではの授業に参加したりしています。そしてバスケットボール部やフットサル部、バレーボール部や茶道部に体験入部をしたり、ESS部のハロウィンに参加したりしました。体育祭でも騎馬戦や大縄跳びに参加しました。
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 短い間ですが、カリタス生と交流を深め、カリタスライフを存分に楽しんでほしいと思います。

留学先の先生来校(2018年10月)

留学先の先生来校 ターム留学の留学先であるニュージーランドの学校の先生が10月中旬に来校しました。昨年度留学した3人の生徒は先生との再会を喜び、懐かしい話に花が咲きました。帰国後半年が経ち、立派に成長した姿を見せることがでました。
 ターム留学では来年1月の派遣に向けて、今年度の留学生の選考を行っているところです。派遣校も増え、今までで最も多い生徒が申し込みをしています。

留学生受け入れ(2018年10月)

留学生 10月中旬から約3週間の予定で、メキシコ人の高校生がカリタスに短期留学をしています。日本語は全く話せないため、クラスメートとは英語を使ってコミュニケーションを取っています。ほとんどの生徒がメキシコ人と会うのは初めてなので、みんな興味津々で、すぐに周りに友だちの輪ができました。
 先日は、茶道部に体験入部をして、カナダ人留学生と一緒に茶道を楽しみました。留学中には書道や礼法といった日本文化を学ぶ機会もありますし、11月上旬には体育祭もあります。短い間ですが、カリタス生と交流を深め、カリタスライフを存分に楽しんでほしいと思います。

SLICE(2018年7月実施)

 期末特別授業期間中の7月中旬、3日間の日程で、SLICE( Summer Life Changing Experience with Harvard Studnets )が行われました。このプログラムはハーバード大学の学生をメンター(講師)に招いて行う集中講座で、昨年度までFGLP( Future Global Leadership Program )と呼ばれましたが、今年度より名称が変更になりました。
大きな特徴は「英語を学ぶ」のではなく、クリティカル・シンキングを初めてとして様々なことを「英語で学ぶ」のです。
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 中学3年から高校2年までの46名が参加し、今年度はサレジオ学院の男子生徒数名も加わりました。ハーバード大学生によるワークショップでは、「起業家精神」や「遺伝子操作」、「#ME TOO運動」などの深いテーマについて、熱く議論を交わしました。
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 最終日には一人ひとりが「自分が関心を持っている問題」や「将来自分が解決したい問題」、「困難や問題から学んだこと」について5分程度のプレゼンテーションを行いました。
 集中して英語を聞き、英語で考え、そして英語で発言しなくてはいけないので、「初日は頭が痛くなった」と言っていた生徒もいましたが、英語のシャワーにも次第に慣れて、メンターとのやりとりもスムーズに行っていました。参加した生徒たちにとって充実した3日間になったはずです。

留学生受け入れ(2018年6月)

留学生 6月下旬から約3週間の予定で、アメリカのオクラホマ州出身の留学生が、カリタスに来ています。日本語は全く話せないため、クラスメートが積極的に英語で声をかけてサポートしています。芸術の時間には、生まれて初めて書道に挑戦しました。4月に来日したカナダ人留学生がお姉さんぶりを発揮し、和気あいあいと授業を受けていました。

留学生  2人の留学生は、7月の期末試験の期間、カリタス小学校を訪問しました。学校内を見学した後、それぞれ英語とフランス語の授業のお手伝いをしました。子どもたちはお姉さんの特別授業に大喜びでした。ふだん接している中高の生徒だけでなく、小学校の児童ともささやかな交流ができました。

グローバル・リレー講演会(2018年6月実施)

 6月16日(土)に中学3年生、高校1年生を対象とした「第7回グローバルリレー講演会」が行われました。
 この講演会では社会の第一線で活躍されている女性を講師にお招きして、「グローバル」「他者のために働く」「女性のキャリア」という視点で、講演をしていただき、その後に、さらに理解を深めるために、少人数でワークショップを行っています。
第7回グローバルリレー講演会第7回グローバルリレー講演会
 今回はフィリピンのマニラでレストランを開き、雇用の機会を提供することを通して、若者を支援をしている「ユニカセジャパン」の中村八千代さんに講演をしていただきました。中高時代から英語を頑張って勉強した話、大学卒業後にカナダに留学した話、NGOの一員としてフィリピンやヨルダンでボランティア活動をした話など、どの話も生徒たちの興味を強く引きつけるものばかりでした。
 そして、フィリピンで支援活動をした際に、NGOでは対応し切れない問題を解決するために、ご自身で「フードビジネス」を始められたそうです。現在も様々な困難に直面しながらも、未来を変えるために若者たちが一緒に学び、共に働ける場所を提供するために、1年の大部分をマニラで過ごされています。
 第7回グローバルリレー講演会第7回グローバルリレー講演会
「グローバルの世界で活躍するには、語学力だけでなく、専門性と人間力が必要」、「貧しい人たちに同情するのではなく、共感して行動を起こすことが大切」、「自分の強みを見つけ、それを伸ばすべき」といった熱いメッセージはカリタス生の心に深く刻まれたはずです。
第7回グローバルリレー講演会 講演会後には「異文化で生き抜く力」というタイトルで、ワークショップが開かれました。参加した生徒たちは、効果的なコミュニケーション方法、「視覚」「聴覚」「体感覚」の違い、自分の長所を意識することの大切さを学びました。

(← 講演会で生徒が作成したマインドマップ)

第37回フランス語フェスティバル(2018年6月)

 6月10日(日)雙葉中学校・高等学校の講堂で、中高フランス語教育連絡協議会主催のフランス語フェスティバルが行われ、カリタスからフランス語を第一外国語として選択する高校生が参加しました。
フランス語フェスティヴァル  このフェスティバルは、東京、神奈川のフランス語を学ぶ中学・高校生が、年に一度集い、弁論や劇などをフランス語で発表するイベントで、今年で37回目となります。
 カリタスからは弁論に高校3年生が2名出場し、また高校2年生がフランス語劇「アニー」を演じました。
フランス語フェスティヴァル

留学生受け入れ(2018年4月)

留学生 カナダ人の留学生が、4月から高校1年のクラスで学校生活を送っています。
 クラスの授業以外にも、母語であるフランス語の授業に出たり、礼法の特別レッスンを受けたりしています。
 日本語の学習歴は全くありませんが、仲良しの友だちもできて、少しずつ日本語が話せるようになってきています。先日の球技大会ではクラスメートと一緒にボールを追いかけて、クラスにすっかり溶け込むことができました。
 帰国するまでの間、カリタスでの生活を存分に楽しんでもらいたいと思います。

セブ島英語研修(2018年3月~4月実施)

 3月23日から4月2日まで、中学3年生と高校1年生の計28名がセブ島英語研修に参加してきました。4年目を迎えたこの研修の大きな目的は英語の集中レッスンを受けることです。セブ島の全寮制英語学校で、マンツーマン・レッスンを1日5時間受けます。最初は戸惑ったり、恥ずかしがったりしてなかなか積極的に話すことができなかった生徒たちも、優しくて教え方が上手なフィリピン人の先生方に教わって、次第に自信を持って話すことができるようになりました。
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 週末には「アウトリーチ・プログラム」に参加しました。日本などから財政的な援助を受けて学校に通っている奨学生と交流し、彼らの暮らす家を訪れました。カリタスから持参したお金で買った米や麺を配りました。本校が里親をしている子供に会って、お互いに顔の見える支援活動となりました。
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 10日間の研修を終えての卒業セレモニー。全員が1時間も欠席することなく、パーフェクトに研修を終えることができました。
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 最終日は「アイランド・ホッピング」で、オランゴ島に行きました。マングローブの植樹体験をしたり、野鳥保護区で珍しい野鳥の観察をしました。目の前に広がる青い海と白い砂浜に生徒たちは大歓声を上げていました。
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 今回の研修では英語力に磨きをかけただけでなく、日本ではできない貴重な体験を通して大きく視野を広げることができたはずです。

GVS(Global Village for Students)(2018年3月)

GVS 3月9日に校内で異文化理解プログラム、GVS(Global Village for Students)が行われ、中学3年生全員が参加しました。日本の大学や大学院で学ぶ26ヶ国、36名の留学生が来校し、中学3年生6~7名の少人数グループにそれぞれ留学生1名がリーダーとして入り、英語を使って様々な交流活動を行いました。
 「不思議な国 日本」という活動では、留学生が日本で受けたカルチャーショックの話を聞き、日本を違った視点で見る貴重な経験をすることができました。「母国語講座」の活動では、簡単な挨拶の仕方を教わりました。日頃英語とフランス語を学んでいる生徒たちは3つ目となる外国語との出会いをたいへん興味深く受け止めていました。
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 昼休みには校舎を案内して回りました。ふだん何気なく使っている場所も英語で説明するのはちょっと難しかったようです。
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 留学生が大学での専門分野や自分の夢について語る場面では、生徒たちは熱心に耳を傾けていました。そして最後に、留学生を紹介するポスターを作り、グループごとにプレゼンテーションを行いました。
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グローバル・リレー講演会(2017年12月実施)

 12月に中学3年生を対象にした第6回グローバルリレー講演会を開きました。今回は、大手自動車会社で世界を舞台に活躍されている首藤繭子氏を講師としてお招きしました。首藤氏は高校、大学、そして就職してからと3回にわたって3カ国へ留学し、海外の企業で働いた経験もお持ちです。
グローバル・リレー講演会 グローバル・リレー講演会
 英語だけでなくフランス語も堪能な首藤氏は、2つの外国語を学んでいる本校の生徒にとってはまさに憧れの存在です。留学や海外勤務は自分とは別の世界と思っていた生徒も、首藤氏から小さなステップをたくさん踏みながら、夢を実現させていったプロセスを伺って、将来の選択肢のひとつと思えるようになったはずです。講演会では生徒から活発な質問が次々と出されて、その一つひとつに丁寧に答えていただきました

 ワークショップではグループごとに分かれ、海外で働いている20年後の自分を想像してみました。カリタスを卒業してからそこに至るまでの過程について、出身大学や能力や資格、そして、現在している仕事の内容や家族構成について、意見を出し合いました。最後にグループごとに自分たちが理想する将来のキャリア像について発表しました。
 今回の講演会は参加した生徒にとって、将来のキャリアを考える貴重な機会になりました。
グローバル・リレー講演会 グローバル・リレー講演会


Future Global Leadership Program(FGLP)(2017年7月実施)

 ハーバード大学の学生が講師として集中レッスンを行うFuture Global Leadership Program(FGLP)は、今年で4年目を迎え、前期期末特別授業の3日間、中学3年から高校2年までの30名が参加しました。
 昨年度も参加したリピーターの生徒や、セブ島英語研修に参加した生徒、夏休みにカナダ研修に参加する予定の生徒なども含まれていて、本校の特徴あるプログラムを通して自分の英語力を様々な角度から伸ばしていこうという姿勢が感じられました。
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 ハーバード大生によるレクチャーやワークショップでは活発な意見交換が行われました。例えば、「ハーバード大学AOプログラム」では、ハーバード大生の志望動機や将来への抱負を聞いた後で、生徒全員が入学申込書を作成しました。そして、選考する立場になって、誰を入学させるか、みんなで熱い議論を交わします。こうしたプログラムを通して、日本の大学の入試制度との違いを学び、将来の進路への意識を高めることができました。
FGLP FGLP

 最終日には、現代社会が抱える問題について各自がテーマを選び、その問題をどのようにしたら解決できるか、一人3分から5分のプレゼンテーションを行いました。ほとんどの生徒にとって、このようなプレゼンテーションを行うのは初めての経験でしたが、ハーバード大生からきめ細かな指導を受けていたので、みな堂々と発表することができました。
 来日したハーバード大生は、プログラム参加者の家庭にホームステイをしたので、受け入れをした生徒は延べ4日間にわたる深い交流をすることができました。

グローバル・リレー講演会(2017年6月実施)

 6月に国連広報センター所長の根本かおるさんを講師にお招きし、第5回グローバルリレー講演会が開かれました。今回は高校1年生全員と他学年の有志の生徒が講演会に参加しました。
 前半は、ジャーナリストの世界からアメリカの大学院に進学し、国連難民高等弁務官事務所を経て、広報センターでお仕事をされるようになるまでの経緯を中心に話していただきました。働く上で男女間の差別がまだ大きかった時代に、「絶対にこれをなし遂げたい」という熱意で自ら道を切り開いてきたというお話は生徒たちの心を大きく動かしました。
 後半は、国連が取り組んでいるSDGs(持続可能な開発目標)について説明をしていただきました。難民の問題や途上国の衛生問題、貧困の問題など、世界を取り巻く多くの問題に触れ、私たちがその問題の解決に向けてどのようなことができるか考えるヒントをいただきました。質疑応答の時間には生徒から活発な質問が出され、根本さんには一つひとつ丁寧に答えていただきました。
 講演終了後のワークショップでは、講演会で伺ったことをさらに深めました。具体的にどのようなことをすることができるかグループごとに考えをまとめてプレゼンテーションをしました。最後には国連の難民や移民に対する理解を広げるTOGETHERキャンペーンに賛同した生徒たちがロゴを持って写真を撮りました。
グローバル・リレー講演会 グローバル・リレー講演会 グローバル・リレー講演会

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