2026 CARITAS GUIDEBOOK
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Caritas Guide Book / 5英仏複言語教育 中学では全員が第二外国語として、週2時間フランス語を学びます。20人前後の少人数で展開し、1年生はフランス語を初めて習う生徒も安心して授業を受けられるように、既習生と分けて授業を行います。1時間はネイティブスピーカーの教員が担当し「聞く」「話す」ことを多く取り入れ、自然なフランス語が身につくよう指導しています。 高校ではフランス語を第一外国語として選択できるコースがあり、文法、講読、作文、会話など、本格的にフランス語を学ぶカリキュラムが組まれています。フランス語で大学受験を突破する実力がつきます。複言語教育検定・コンクールへの挑戦実用フランス語検定試験(仏検)の受検を奨励し、中学3年生で4級(大学でフランス語を専門に学ぶ1年生レベル)、高校卒業時までに2級(大学4年生レベル)の合格を目指しています。DELF・DALF(フランス国民教育省フランス語資格試験)や、校外で行われる弁論や暗唱コンクールにも挑戦し、毎年、優秀な成績を収めています。伝統の外国語発表会全学年の生徒が、日頃の英語とフランス語の学習成果を発表する「外国語発表会」を開催しています。40年以上続く伝統行事で、以前は歌や劇などのエンターテイメントが中心でしたが、近年は学年ごとのテーマに沿って、プレゼンテーションをするなど、発信型のスタイルも増えてきています。フランス語 カナダのケベック・カリタス修道女会によって設立された本校では、創立当初よりカナダの公用語である英語とフランス語の複言語教育を行い、国際教育に力を入れています。 外国語を学ぶことは言葉を習得するだけでなく、その言葉を話している人の思いや価値観、その国の文化を知り、相手を思いやり互いに理解し合うことだと本校では考えています。言葉は世界を見るための「窓」。窓が1つでも外を見ることはできますが、2つ、3つとたくさんの窓があれば、角度を変えて見ることができ、同じ景色も違って見えるかもしれない。複言語を学ぶことで、生徒たちには多角的な視点からものを考え、想像力豊かな真の国際人になってほしいと思っています。中学はフランス語が必修、会話に慣れるための指導も

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