2026 CARITAS GUIDEBOOK
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教育ビジョンスクールライフ/グローバル教育複言語教育数国理社図書館/探究進路/カリキュラム/学習サポート卒業生/合格実績入試概要/入試対策基本情報/よくある質問/通学エリア/納付金等一覧16 / Caritas Guide Book入試の傾向と対策 カリタスのカリキュラムは、中学では基礎力をしっかりと固め、高校では希望進路実現のための高い学力や応用力を身につけるためのカリキュラムです。そこで、入学試験では、基礎的な知識や理解度を測る問題を出題するとともに、個々の知識を総合して考える応用力を試す問題を出題しています。 各回とも漢字・説明的文章・文学的文章の三問構成です。漢字は小学校で学習する範囲から出題します。文章はそれほど難易度の高いものではありませんが、 速く正確に読み解く力が必要です。設問では記述形式の問題を必ず出しており、 採点の際には、内容に応じて部分点をつけています。記述形式の問題で誤字・脱字があった場合には、減点します。また、言葉の知識などに関しても、適宜出題することがあります。 【1】は小問の集まりで、答えのみを記入する問題です。【2】から【5】は、考え方や途中の計算式などを書く記述式の問題もあります。 内容については、【1】の小問では、算数に関する基礎的な力をいろいろな角度から測る問題を出します。計算問題、割合・比や量を問う簡潔な文章題(金額、人数、重さ、道のり・速さ・時間、食塩水などに関する問題)、規則性を読み取る問題、図形の問題(長さ、面積、体積、角度)、場合の数などを出します。中には、応用力を必要とするものが出題されることもあります。【2】以降は、【1】の題材と同じタイプの典型的な問題もあれば、どのような解き方をすればよいか一見わかりづらい問題もあります。長めの文章や複数の設定をよく理解する必要がある問題も出します。 社会科では、受験生の皆さんの知識・理解・思考を問うことを目的として問題を作成しています。具体的には、以下の5つの観点から問いかけています。①基礎的な知識や理解力を身につけているか。②初めて見るデータから傾向や現象を読み取る力があるか。③初めて見る事柄やデータから読み取ったことと、あらかじめ身につけた知識や理解したことを結びつけて考える力があるか。④自分なりの考えをわかりやすく記述する力があるか。⑤時事問題への興味・関心を持っているか。配点は50点満点で、その内訳は、地理的分野約20点、歴史的分野約20点、公民的分野約10点です。 理科では試験を通して知識や思考力、表現力を測りたいと考えています。知識については、基礎的な事柄が身についているかを問う出題をしています。思考力については、具体的な実験結果や観察内容を読み取って整理し、まとめる力があるかを見る出題をしています。表現力については、考えたことを正確に伝えることができるかどうかを測ります。相手に伝わるように記述すること、問われたことに対して的確な内容を答えることが大切です。実験や観察から得られた情報と知識とを組み合わせて科学的に考える習慣をつけてください。日頃から身の回りに起きる現象に注意を払い、何が原因で、どのような結果になったのかを考えるようにすると良いでしょう。入試問題はwebサイトよりご覧ください。2025年4月現在は2024年度の入試問題を掲載しています。(後日2025年度の入試問題を掲載予定)入試問題 出題の意図国語算数社会理科入試問題

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