2026 CARITAS GUIDEBOOK
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Caritas Guide Book / 13けがえのない経験となりました。 学業との両立に悩むこともありましたが、その中で計画性や時間管理の大切さを学びました。その経験は、大学受験においても大いに役立ったと感じています。さまざまな苦労があった6年間でしたが、そのうち5年間続けた部活動は、私たちにとって本当に大切な時間だったと心から思います。慶応義塾大学 薬学部塩野 瑶さん一橋大学 社会学部阿部 瑠璃子さんバレーボール部キャプテンとして、仲間と試合前の円陣卒業生塩野さん阿部さん中学1年の時のクラスメイトとは今でも仲良しカリタスでの日々が今の私たちを作っています先生方のサポートで成績が向上しました! 私は中学受験をしてこの学校に入学しました。私はフランス語が学べるから、という軽い気持ちでカリタスを志望校にしていました。しかし、私の中学1年生時の成績はとても良いとは言えず、平均点を下回ることが普通という状態でした。そんな中、中1最後のテスト結果が偶然良かったことがきっかけでテストへの意欲が上がりました。定期テストでの成績が向上したことや、大学受験で志望校に合格することができたのはカリタスの先生方によるサポートのおかげです。特に受験期には、数学、生物の記述問題などの対策法について、いつも授業を担当してくださっている先生に何度も何度も質問や相談を繰り返していました。先生方も根気強く教えてくださり、大きな支えとなっていました。なにより、試験前や受験前に、同じクラスの友達と教えあったり問題を出しあったりしていたことは、私の素敵な思い出になっています。バレーボールに捧げた青春と勉強の両立 私たちは2人とも、中学1年生からバレーボール部に所属していました。中学2年生の時には新型コロナウイルスの影響で、ほとんど活動ができず、勉強に集中しながら学習習慣を身につけるよう努めていました。 中学3年生からは、制限のある中でさまざまな困難を乗り越えながら部活動を続けました。先輩たちの姿から学ぶ機会が少なく、限られた情報しかない中で自分たちの活動を一から築いていくことは容易ではありませんでした。高校生になってからも意見がぶつかる場面はありましたが、最後まで続けられたのは友人たちの支えがあったからこそであり、か複言語教育で視野を広げ、塾なしで受験に挑みました。 私は父の仕事の関係で小3までを海外で過ごしました。そのため小さい頃から、将来は国際的な場面で活躍したいと思っていました。 英語以外のもう一つの言語を習得したいと思い、高校では第一外国語としてフランス語を選択しました。自分の進路を考えた上で、英語で受験することになりましたが、中高6年間フランス語を学んだことで自分の考えや視野をさらに広げることができたと思っています。そしてフランス語と出会わせてくれたカリタスで学べてよかったなと思っています。 国公立二次試験の世界史大論述は、高1の時からお世話になっていた世界史の先生に高3の1年間、添削をしていただき、対策していました。私は塾に通っていなかったため、このように頼りになる先生がいてくださったことは非常に心強かったです。

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