生徒の活躍

日本高校生フランス語プレゼンテーションコンクール(公益財団法人フランス語教育振興協会主催)の最終審査が2020年1月11日(土)に行われ、本校の高校二年生3名が最優秀賞に選ばれました。

受賞したプレゼンテーションのテーマは「デラシネの画家 藤田嗣治のエスプリに学ぶ」です。(デラシネとはフランス語で寝無し草を意味し、そこから転じて、祖国から切り離され、社会を漂う流れ者のことを指します。)



3月にパリで行われる全仏高校生日本語プレゼンテーションコンクールに日本代表として招待される予定でしたが、残念ながら新型コロナウイルスの感染拡大の影響で渡仏は取りやめとなりました。それに代わるものとして、オンラインで「高校生プレゼンテーション発表会」が行われ、フランスで日本語を学ぶ高校生と交流する機会がありました。



グローバル教育のページに3名の生徒がその際に作成したプレゼンテーションの動画を掲載しています。ぜひご覧ください。





3名の感想から抜粋したものを紹介します。

今回オンラインという形ではありましたが、私たちの約半年の努力の成果を発表できる場を頂けたことは非常に嬉しかったです。また、短くはありましたが、日本語を勉強しているフランスの高校生たちとも話せる時間もありました。やはり、直接会って話すことに勝るものはありませんが、同世代との交流は、普段のフランス語学習の中では得られない経験であったと感じます。

このコンクールに参加し、そして約半年の間、先生方と私たち3人でフランス語に向き合ったこの経験は、どんな言葉で表しても足りないくらい、本当に楽しくて最高でかけがえのない時間でした。また、このコンクールの準備をする過程で、「フランス語が好き」と言う普段勉強する中で忘れかけていたものに気づけたほか、自分の将来と向き合う機会も持てました。何よりこの仲間と先生方で最後まで駆け抜けられたことに喜びを感じます。

今回参加したプレゼンテーションコンクールは、準備期間も含めて私自身すごく成長できたなと感じる経験でした。プレゼンテーションコンクール本番までの期間、仲間達と、そして先生方とともに台本を一から作り上げ完成まで仕上げたことは勿論、先生方が発音の仕方を個別で指導してくださったり、実際に学校の舞台に立ち何度も何度も練習を重ねたり、……本当に本当に濃密な時間でした!

オンライン発表会では、フランス人高校生の発表を見て、何よりも本人達が日本語を使うこと、そして伝えることを楽しんでいるように感じられました。簡単なことではありませんが、「言葉の壁を超えて伝えようと努力すること」そして、「伝えることを楽しむこと」こそが外国語を学ぶ私たちに求められているのだと感じました。

渡仏することは叶いませんでしたが、ここまで来る事が出来たのはこの大会に関わる全ての関係者様、私たちのために時間を割き自分の事のように熱と愛をそそいでくださった先生方、そして、いつも傍で支えてくれたかけがえのない2人の存在のお陰です。本当に感謝の気持ちでいっぱいです。ありがとうございます、という言葉で伝え切れるか分かりませんが伝えさせてください。これからも頑張っていきます。本当にありがとうございました!

パリで行わせて頂くはずだったプレゼンテーションを、思いもしないオンライン上というかたちで発表することになってしまいました。発表にあたり、画面上でもいかに臨場感を持たせられるかという観点から、新たな工夫が必要となりました。そのために、先生方はこの上なく力強い撮影班となって私たちを支えてくださいました。

当日はフランス人高校生たちのプレゼンや、さらにはグループに分かれてディスカッションまですることができました。その中で、外国語を学ぶことで苦労していること、モチベーションになっていること、プレゼンを作るにあたってのエピソードなどを話し合いました。この数ヶ月間、同じ志を持って一つの目標に向かってきた者同士だからこそ感じた思いを分かち合うことができました。3月のフランスはとても過酷な状況にあったと思います。それぞれで撮った動画を繋げて一つのプレゼンに仕上げていたフランス人高校生たちの作品から、「今できること精一杯やろう」というメッセージを受け取りました。

このコンクールに向けて駆け抜けてきた半年間は、たとえパリに行けなかったとしても私たちの糧になったことに間違いありません。それを支えてくださった先生方の応援と、そして各機関の関係者の皆様との出会いはかけがえのないものでした。

これを高校最後の思い出として胸に畳んで、それぞれの進路に向けて頑張って進んで行きたいと思います。ありがとうございました。(でも願わくば違う形ででも、いつかパリで藤田を演じてみたいです!)